ヒーローという言葉から少し離れるが、昭和38年から44年まで上映された市川雷蔵の眠狂四郎はカメラワーク共によくできた大映作品だ。それまでの勧善懲悪から少し外れ、ニヒリズム漂う姿は「大菩薩峠」の机龍之介(東映の片岡千恵蔵)のイメージを引き継ぐ。作品は多くの二枚目役者が演じているが、やはり市川雷蔵に尽きる。転びバテレンとの間に出来た2世らしく、暗い影が付きまとう。というより何より漂うお色気が楽しみで四日市グランドに通った。
(誤)
(正)
「お艶、わしの顔をしっかり見るのだ。ずいぶん顔色が悪いと思っていたら、これは仮面ではないのか?お艶!」
「狂四郎様、痛とうござりまする。これは仮面ではござりませぬ。少し顔がずれているだけでござりまする」
「だいぶずれているようだな。わしを見よ、お艶」
「狂四郎様こそお顔色が悪いし、いったい どこ見とんじゃ!」
https://www.youtube.com/watch?v=5cWZhw3rYM0
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