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昭和30年代クイズ ⑫ マンガの楽しみの答え

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問題1.の答は、C.警視庁警部でした。吉永小百合が出演するテレビ番組にもなった“まぼろし探偵。その主題歌にあるように、赤い帽子に、黒マスク、黄色いマフラーがトレードマークだった。当時の子供たちも変装して遊び、大人気となった。主人公の名前は“富士 進”で、普段は“日の丸新聞”の記者。事件が起きると少年探偵となり、さっそうとオートバイに乗って現場に現れる。父親は警視庁の警部だから事件の情報は耳に入ってくる。警察を差し置いて、二丁拳銃で悪人に立ち向かい、事件を解決してしまうのだ。

吉永小百合ちゃん

警部の息子だからと言って、情報を盗み、捜査の妨害をするとは不届きセンバン。よって、市中引き回しの上、貼り付け獄門とする。

映画化された”まぼろし探偵”は、かなり老け顔デシタ

問題2.の回答は、D.横綱朝汐(汐の字が誤字でした。お詫び)でした。“週刊少年サンデー”は昭和34年4月5日に発行された。それより一足早く、3月26日(発売は17日)に“週刊少年マガジン”が創刊された。表紙は少年を抱っこしている横綱になったばかりの朝汐太郎。値段はサンデーの30円に対して40円だった。そのかわり『天兵童子』・『新吾十番勝負』・『西鉄稲生選手物語』という付録がついていた。なお、マガジンもすぐ30円になった。

マガジンが発売当時40円だったとは知りませんでした。当時の月刊誌には付録が満載で、週刊誌への過度期に付録を付けたくなる気持ちもわかります。待ち遠しい月刊誌の発売日に対して、週刊誌は待ち焦がれる苦痛が和らぎました。私個人的には“0マン”などが掲載された「サンデー」のファンでした。今思うに、読むことよりも、買うことに歓びを感じていたように思います。

思い出のオシウリです

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