今週の週刊文春に、文春映画館(映画を旅する)が特集されていました。
あの名作、あの名シーンより「面影残るロケ地探訪のすすめ」川本三郎から、「東京物語」が載っていましたので写させていただきます。
小津安二郎監督の「東京物語」(53年)の老夫婦、笠智衆と東山千栄子は瀬戸内海の尾道の人間。映画はこの町で撮影されている。
小津は敬愛する志賀直哉が以前、尾道に住んだことがあるのを知ってここをロケ地に選んだのだろう。
瀬戸内海、対岸の向島、桟橋、坂道、屋根瓦、白壁といった「東京物語」で描かれていた風景はいまも残る。
妻をなくした笠智衆が朝「今日も暑うなるぞ」と嫁の原節子にいった浄土寺という寺も健在。
さらにこの映画は最初のほうで東武伊勢崎線の堀切駅を見せるが、この小駅は今も当時と変わらない。
機会があればしみじみと出かけてみたい、そんな気がいたします。
あの名作、あの名シーンより「面影残るロケ地探訪のすすめ」川本三郎から、「東京物語」が載っていましたので写させていただきます。
小津安二郎監督の「東京物語」(53年)の老夫婦、笠智衆と東山千栄子は瀬戸内海の尾道の人間。映画はこの町で撮影されている。
小津は敬愛する志賀直哉が以前、尾道に住んだことがあるのを知ってここをロケ地に選んだのだろう。
瀬戸内海、対岸の向島、桟橋、坂道、屋根瓦、白壁といった「東京物語」で描かれていた風景はいまも残る。
妻をなくした笠智衆が朝「今日も暑うなるぞ」と嫁の原節子にいった浄土寺という寺も健在。
さらにこの映画は最初のほうで東武伊勢崎線の堀切駅を見せるが、この小駅は今も当時と変わらない。
機会があればしみじみと出かけてみたい、そんな気がいたします。