今回はたくさんの感想をいただきました。ありがとうございました。
わざわざ亀山からお越しのYさん。恐縮いたします。
「四日市市文化の駅サテライトステーション事業。ご苦労様です。有難うございました。
“白痴”は今回初めて観させて戴きました。ロシアの文豪ドストエフスキーの作品で、大変興味を持ちました。戦争体験のショックで病気になり失ったものも多かったと思います。その結果、見えるものがあるのだと思いました。
私はある講演会で、教養のおある人は人の心が読める人だと聞いたことがありました。本当にそうだと思っています。私は翌日図書館へ行き、この本を探しましたがありませんでした。4時間25分の映画が2時間45分に短縮されたとのこと。私の心を動かしたのはこのことでした・・・。(作品を読みたいと思いました)
現状を見たとき、現在の政治は、全く国民の心を読まず暴走している様です。感じる心が麻痺しているように思います。
更に、カラマーゾフの兄弟も読みたいと思っています。本日は本当にありがとうございました」
Yさん、ありがとうございました。これから大作に挑戦しようという心意気。素晴らしいことです。やらねばならない楽しみをいっぱい作ってください。私も見習わせていただきます。
某さんからの感想です。
「毎月楽しみに待っているものです。今回の原節子の役は、いつものやんわりおとなしい原節子よりう〜んと良かったような気がします。私はこちらの方があっているような気がします。森雅之もすごくうまかった。観ていてもじれったくなってきて困りました。三船の声が割れちゃって、聞き取りにくい部分がいっぱいありました。そして、岸恵子を見つけることができなかったのですが、どこで出てきたのかな〜?
映画大好き人間。特に昔の映画だぁーい好き!ゴタゴタ解説は要らない。楽しい楽しい楽しみ〜!」
音響と画面の悪いのは勘弁してください。気にはしているのですがこのあたりが限界です。なんせ、無料ですから。岸恵子の出演ですが写真を掲載いたしました。(前回) 初めは客人の中でも後ろの方で控えめでしたが。札束を燃やすシーンで客人たちが暖炉に移動したときよく見える位置につきました。本人もラッキーと感じたことでしょう。この撮影の後、吉村公三郎監督に見出されます。 それにしても、隣の男の手が気になります。
Kさん、ありがとうございました。
「非常に難解で感想が書きにくい映画でした。私故人の独断の意見を2,3。
☆ 小津映画より今回の方が原節子よかった!尚、主要人物の割に出番が少なかったのではと思います。
☆ 原作の小説は読んでいませんが、主なるカラミ以外に、たくさんの登場人物問題点と言うか、カラミが多すぎるように思いました。
☆ 三船敏郎の狂気が最後の方に見られましたが、これは主人公(森雅之)以外が白痴いう意味でしょうか?
☆ 主人公は(今で言うと軽度のDTS’D)最後はどうなってしまったのでしょう?(入院?収監?)
Kさんありがとうございました。我々が、病人だと思っている人が実は崇高な存在なのだということではないでしょうか。それから、最後にはおそらく拘束の後、刑務所病院行きでしょう。三船さんに聞かないと分かりませんが。