8月初め、樹林舎さんから“四日市市の今昔”が出版される。かなりの意気込みで本日もチラシが入っておりました。
これまた貴重な写真。三和商店街が建つ。「昭和21年、港湾関係の会社重役が海山道に“松竹映画劇場”を建てたが、素人経営のため1年で取り壊し、その建物をJR四日市駅前に移築してマーケットにした」とあった(ローカル映画館史より)。どうやらマーケットは三和商店街のようだ。入口に元気屋さんが、今のようにフルーツ専門でなく八百屋さんの雰囲気だ。隣には丸武家具店さん、当時から月賦で営業されていた。
これは諏訪駅構内の写真。西方向に撮られた。左から内部線、日野八王子線。カーブしたところにプラットホームがあった。真ん中が湯の山線。右にもう一つホーム(1番ホーム)があって近鉄線が国鉄四日市駅からと名古屋方向へ延びていた。こうしてみると構内は広かった。諏訪駅が撤去された跡は、広い空き地ができて殺伐とした風景だったが、なるほどと想像できる。