昨日は“新図書館シンポジウム”に出かけました。参加者が少ないと移転がとん挫する可能性があるので心配していましたが、107名の方が集まりました。多くは、ボランティアをしている方、建築設計士、過去行政にかかわっていた人と、関心の高い人が集まりました(当然ですが…)。しかし、今の図書館で満足、街の活性化と図書館は別問題と考えている方が意外に多く、街の者が中心市街地移転の声を大にする必要を感じました。
事業の経過を聞いてない!今回のシンポジウムはガス抜き!といった言葉も聞かれ、後半の分科会(KJ法によるワークショップ)では自分の過去の偉業を延々と述べるお偉い人、立地場所の自説を大きな紙で公表する人が出る始末。辛抱強くすべての意見を聞く座長さんには頭が下がりました。(第二班担当の岡崎からみえた三矢さん?はとてもよくできた方でした。)
市のハード事業にシンポジウムを設けるのは大切なことで「意見百出を乗り越えて、市民が一つになることは大切なことだ」と諏訪西の久安氏が申しておりました。
場を変えて、このあと3回のシンポジウムが各地で開催されるとの有賀先生のお話に、中心市街地活性化と新図書館の乖離が進むことを恐れます。周辺の方にとって中心市街地への図書館移転は、それほど大切な問題ではないからです。