昭和48年、三重展望社が「ホリデーイン四日市」というタウン誌を発行している。定価は200円。四日市商店街と周辺の観光を紹介しながら、個店の広告誌といった感がある。
●近鉄駅前通り
市発展のカナメ、それがここ近鉄四日市駅です。町は駅を軸にして発展する・・・全国の都市と四日市も同じで、一日中多くの人の行き交う姿がみられます。
繁華街はこの通りの北側に開けていますが、駅前の通りはスーパージャスコがあり、クレジット百貨店の丸武、近藤カメラ店などの一流店があります。
また、駅の北隣りが近鉄百貨店となっており、人出の多いことは県下一の地区と申せましょう。この他にも、骨董品に興味のある人は茶源堂を、足元のオシャレなら靴のキャロン、洋傘ならおかざきといった有名店もあります。ジャスコや近鉄の店内を見て歩くのも、ショッピングのポイントでしょう。
●一番街①
ここ一番街という地域は、商都四日市市を代表するショッピングゾーン。四日市市の中心地区でもあるので、附近にはデパート、映画館、ボウリング、レストランなど一流店がズラリ。
なかでも、イラストにある宝石のキタオカ、靴のキャロン、ファッションのパル、ハキモノと結納のなかむら、紳士服のハセガワ、メガネの服部、タカオ近藤カメラ店などが有名なお店です。
とくに、女性の方ならマルミヤとかひかりやというお店もバツグンにイカスお店。何もかも欲しいのだとおっしゃる方には、カワムラセンターとユニーの二店に行けば、まずOKでしょう。
●一番街②
前図から上(東)に、国道一号線までの地区が次のイラストです。上にアーケード、下にカラー舗装というように、このまちはまさしく若いファッションの街。
両側にあるお店も、店内のレイアウトがハイセンス。見て歩く楽しさだけではガマンできず、つい買う楽しさを味わってしまう街と云えるようです。
ここでは、男子専科のヤマモト、注文紳士服の草野、呉服の川口屋と大阪屋、ファッションの馬里、ふとんのわた増、お茶の店むさしの園、靴のナガサワ、洋装のひばりやなどの有名店があり、若いファッションの街らしく、華やいだムードと活気が、街全体をすっぽりと包んでいるようです。
追記 昨日(平成30年9月4日)襲った台風21号。諏訪栄町商店街は停電から免れた。諏訪町では、スワセントラルパーキング周辺が午後10時頃真っ暗に。駐車場の精算機とエレベーターは充電器による稼働の必要性を痛感した。