昭和11年の四日市西駅前の風景である。前回掲載のカラー写真は、突き当りの本町商店街を右から左向き(西向き)に撮られた。今回の写真は、四日市西駅正面から北向きに写されている。右が関西線の構内、前には永餅の看板が見える物産館が建つ。要するにお土産屋さんである。そして なんと、上空には巨大なタイムマシンがゆっくりと南西方向に飛行している。目前には、不敵に笑う好々爺。彼はマシンの搭乗者か?酔っぱらってお〇らしをしたので置いて行かれたのか?謎は深まるばかりである。この年、3月25日から5月13日まで、国際振興四日市大博覧会が千歳町埋め立て地を会場に開催された。
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