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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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蜂の巣騒動記

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当店2階の窓にスズメバチが巣を作った。いつの間にかメロン大になっている。巣は急激に大きくなるらしい。
孫がおもちゃのピストルで穴をあける。
     
飛騨高山の酒屋の軒には蜂の巣(?)が飾ってある。これは縁起がいいと喜んでいたら、おっかぁが「通行人が刺されたらどうする、どうする」と興奮している。
しぶしぶタウンページで蜂の巣駆除業者に電話をする。
駆除業者曰く「昼は働き蜂が巣の外に出ているので、皆が戻った夜に作業を行う」とのことだった。寝込みを襲うとは卑怯な奴。
さて、午後7時、軽トラックでやってきた茶髪のアンちゃんは、いたってオトナシそう。まずは巣に殺虫剤を注入する。次に完全防護服に身を固め、そっと巣をつかんで取り外しゴミ袋に入れた。
その後、数十分ほど暮れかかった空を眺めている。
聞くと働き蜂の帰るのを待っているという。夜遊びの蜂がいるのか。
「2〜3日様子を見ていてください。帰ってくる蜂がいるかもしれません」
「帰ってきたら殺虫剤で殺すのですか?」
「知らんふりしていてください。そのうち離れていきます。再び巣を作るようなことがあれば、次回は無料で駆除します」
アフターサービスは万全でアリマス。
翌朝、下を掃除していたら3匹ほどの蜂の死がいがあった。
蜂の巣駆除だけで生計が成り立つのかと問うと「除草作業もやってます」と返事があった。
追記

杉玉は杉の穂先を集めてボール状にしたもの。酒屋が新種ができたことを知らせる役割を持つ。
もとは酒の神様に感謝をささげるものであったそうな。杉玉と蜂の巣は似ても似つかない

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