昭和52年8月1日発行の「年表 四日市のあゆみ」は、市制80周年記念として市が全戸に配布した。ここに、以前紹介した四日市市歌(佐々木信綱 作詞・伊藤亘行 作曲)とともに、現在でもおなじみの「大四日市まつり音頭」が掲載されている。
揃い衣装の踊り子揃うた ハイ ハイ ハイ
櫓かこんでひと踊り ひと踊り
サテ ひと踊り ハイ ハイ
ソレまつり音頭で シャン シャン シャン
サテまつり音頭で ヨイ ヨイ ヨイ
面白いのはこの年表に紹介してある四日市の現勢。人口24万9,020人(昭和52年5月31日現在)で、たばこの消費量7億3,625万本(51年 20歳以上の市民1人あたり4,400本。1日平均12本である)、酒消費量1万3,552㎘(51年度20歳以上の市民1人あたり81ℓ)。たばこは明らかに減っているが、お酒の年間81ℓというのはどうだろうか?ウィスキーとビールでは大きな違いである。1ℓは1000㏄だから81000㏄。1人均一で1日当たり221ccとなると、結構な量ではなかろうか?これより昔はもっとすごかったと想像される。ナーンも楽しみがなかったけんね。