一の郭(本丸跡)の中央には、落城の折、千奈姫が身を沈めた深井戸がありました。
郭の中でも一番広いところです。保存会の皆さんが整備されているご苦労が伝わります。
一の郭から北へ、二の郭までの空堀を渡ったところ、最も高い場所が、櫓跡と推定されています。
二の郭から三、四の郭へ・・・
<追記>
昨日の“男の囲炉裏端の会”さんの記載から思いついたのが『論語』でした。
憤(いきどおり)を發(はつ)して食を忘れ、
樂(たのし)みて以って憂(うれ)いを忘れ、
老(おい)の將(まさ)に至らんとするを知らずと云爾(しかいう)。
年齢を重ねるにつれて、好奇心が薄れていけばいくほど、老後の生活や暮らしに対する不安が膨らんでくるものだ。それでは愉快な人生が送れない。知的好奇心のままに、心が沸き立つような刺激を求め、それに夢中で取り組む。そんな少年のような心を持ち続けたい。
たとえば「いままでの作品で一番良かったのは?」と聞かれて「次の作品だよ」と答えたのはチャップリンでした。