諏訪駅の正面写真。
もう一枚同じ角度から撮られた昭和27年の諏訪駅。右に立つ森谷タクシーとその上の貴金属らしい看板(時計と指輪)は同じなので数年の誤差しかないと思える。それにしても驚くのは、自転車置き場から構内への出入りが自由だったことだ。まちなかの諏訪駅そのものは、柵がないに等しかったようだ。
構内写真と構内想像図
この写真もどの場所から撮られたのか分からなかった。多くの子供たちが、押し合いへし合い踏切を渡り、構内へなだれ込む。どこへ行くのか?
向こうに見えるのは内部八王子線のホームである。右側に“スワ劇場”の立て看板が見えている。多分、諏訪劇場で子供向け映画が終了して、子供たちがどっと駅構内を横断して北へ抜けていくところと想像した。“東映春の漫画まつり”といったところか?昭和31年の諏訪駅西側の写真が中日新聞に入っていた。この空撮からその謎が解けた、うれしかった。