第4回上映の「男はつらいよ」の感想をSさんから頂戴しました。
「男はつらいよ」は、我が家では「・・はつらいよ」です。
娘が3歳のころ、私が所用で夫に娘を預けて出かけました。
夫は娘と1日過ごすのに苦心して映画館へ・・・。
帰宅した私に娘は「・・はつらいよ」みたよ、とごきげん。漢字が読めなくてひらがなだけ読んだのです。
映画の看板を見ては「あ!つらいよ、だ」。新聞のテレビ欄を見て「今日はつらいよあるよ」という具合に。
それ以来この映画は「はつらいよ」となりました。
その娘も40半ばとなり、久しぶりに「はつらいよ」を楽しく、笑って、みさせていただきました。ありがとうございました。
ホロ苦くも楽しい思い出をありがとうございました。「男はつらいよ」第1作、急きょ変更での上映でしたが、それぞれの思いで鑑賞していただけたことに幸せを感じております。
11月30日は、第5回 昭和キネマの会「羅生門」を上映させていただきました。
今回は早くからお越しの皆さんで、定刻前に開場は満席となりました。感謝です。
浜田のDさんの感想です。
数ある黒澤作品の中でも、優秀作品です。
何度観ても新しい。やはり黒澤は素晴らしい!
Mさんもその場でいただきました。
世界的に有名な大作。まさに重厚、世界一作品。私は昔(青年の頃)たった一度だけ観た記憶があります。出演の俳優さん方の顔も、現代の顔が変わって、オヤッと自己のイメージを変えました。
何分にも、当時はあまり理解する知力がなく、単にうわべを観た感じで、今回の判断とかなり異なりました。
昔の映画は実によくできていて、改めて感動いたしました。役者の熱演に心打たれました。肝銘です。ありがとうございました。
Tさんからも頂戴しました。
まずは「羅生門」のセットの壮大さに圧倒されました。“雨”の量も半端じゃなかったです。一体どれだけのスタッフが加わっていたのでしょうか?
映像は光と影の部分がくっきりと映し出されていて、白黒フィルムならではの効果が存分に出されていたと思われます。
特筆すべきは、カメラワークの斬新さ(杣売りの動きは下から撮っていた)・アップで映し出された俳優の迫力ある表情の数々・三船敏郎と京マチコの身のこなしの軽ろやかさ・千秋実、志村喬にはオーバーアクションは無かったけれど、彼らの云う台詞がすべてきちんと聞きとれたことは、さすが劇団員として鍛えられたプロの技・音楽の素晴らしさが作品を盛り立てるということ(ボロディンの名曲を彷彿とさせるような旋律を繰り返しながら、各々の場面にあった曲の流れにしていた)
終章の赤ん坊が拾い上げられる場面では、ホッと救われた思いでした。
世界の黒澤を誕生させることとなった記念の作品。大変見応えがありました。
ありがとうございました。
皆さん感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
モノクロでなければ出来なかった「羅生門」。
叩きつけるような雨、多襄丸を駆り立てた風、木々の間から差し込む強い光、そして一貫して流れるボレロの曲。これらが効果的に使われていた素晴らしい作品でした。
「男はつらいよ」は、我が家では「・・はつらいよ」です。
娘が3歳のころ、私が所用で夫に娘を預けて出かけました。
夫は娘と1日過ごすのに苦心して映画館へ・・・。
帰宅した私に娘は「・・はつらいよ」みたよ、とごきげん。漢字が読めなくてひらがなだけ読んだのです。
映画の看板を見ては「あ!つらいよ、だ」。新聞のテレビ欄を見て「今日はつらいよあるよ」という具合に。
それ以来この映画は「はつらいよ」となりました。
その娘も40半ばとなり、久しぶりに「はつらいよ」を楽しく、笑って、みさせていただきました。ありがとうございました。
ホロ苦くも楽しい思い出をありがとうございました。「男はつらいよ」第1作、急きょ変更での上映でしたが、それぞれの思いで鑑賞していただけたことに幸せを感じております。
11月30日は、第5回 昭和キネマの会「羅生門」を上映させていただきました。
今回は早くからお越しの皆さんで、定刻前に開場は満席となりました。感謝です。
浜田のDさんの感想です。
数ある黒澤作品の中でも、優秀作品です。
何度観ても新しい。やはり黒澤は素晴らしい!
Mさんもその場でいただきました。
世界的に有名な大作。まさに重厚、世界一作品。私は昔(青年の頃)たった一度だけ観た記憶があります。出演の俳優さん方の顔も、現代の顔が変わって、オヤッと自己のイメージを変えました。
何分にも、当時はあまり理解する知力がなく、単にうわべを観た感じで、今回の判断とかなり異なりました。
昔の映画は実によくできていて、改めて感動いたしました。役者の熱演に心打たれました。肝銘です。ありがとうございました。
Tさんからも頂戴しました。
まずは「羅生門」のセットの壮大さに圧倒されました。“雨”の量も半端じゃなかったです。一体どれだけのスタッフが加わっていたのでしょうか?
映像は光と影の部分がくっきりと映し出されていて、白黒フィルムならではの効果が存分に出されていたと思われます。
特筆すべきは、カメラワークの斬新さ(杣売りの動きは下から撮っていた)・アップで映し出された俳優の迫力ある表情の数々・三船敏郎と京マチコの身のこなしの軽ろやかさ・千秋実、志村喬にはオーバーアクションは無かったけれど、彼らの云う台詞がすべてきちんと聞きとれたことは、さすが劇団員として鍛えられたプロの技・音楽の素晴らしさが作品を盛り立てるということ(ボロディンの名曲を彷彿とさせるような旋律を繰り返しながら、各々の場面にあった曲の流れにしていた)
終章の赤ん坊が拾い上げられる場面では、ホッと救われた思いでした。
世界の黒澤を誕生させることとなった記念の作品。大変見応えがありました。
ありがとうございました。
皆さん感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
モノクロでなければ出来なかった「羅生門」。
叩きつけるような雨、多襄丸を駆り立てた風、木々の間から差し込む強い光、そして一貫して流れるボレロの曲。これらが効果的に使われていた素晴らしい作品でした。