右に“精養?”のごみ箱があるところから“精養軒”を正面から撮ったものです。
右が北になります
諏訪駅を降りて南へ路地を抜け“白揚書房”前を通ると、左に“あかもん”と“精養軒”の所に出ました。右“万惣食堂”その向こう側には“諏訪劇場”が建ちます。
右(西)へ進んで、辻写真館さん前からもう一度“精養軒”を見たのが次の写真です(昭和35年7月26日撮影)。
ここで気になったのは、精養軒前に立つ電柱の広告、両面同じとして合成しました。“貸席 旅館 若みどり 和洋室 香水風呂”。“貸席”とは、江戸時代の言葉です。下に“日活東”とあるので、昭和43年のマップで“若みどりさん”を探してみると・・・
ありました!“旅館 若美鳥”と。現在は、資材置き場?になっています。西に日活劇場、北に諏訪新道、東に三滝通り、南の“市民ホール”は、現在市営の駐車場になっています。諏訪駅へ向かう線路と並行にあったこの路地は、国鉄四日市駅南にあった おばあちゃん家へ行く道で、よく利用させていただきました。(スミマセーン 利用したのは前の道で 若みどりさんではありませんので 誤解のない様に。左から 四日市松竹前を通って、日活横を通り、どぶ川沿いを東へ、草野医院を見ながら 狭い道の若みどりさん前を通りました)
本日、草野医院跡から東方向を撮りました。向こうに三滝通りが通っています。
諏訪新道や呉服町が賑わっていたころ、路地を入ったところにあった貸席は、利用される方もあったのでしょう。