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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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レモン色の町クイズ ⑪の答えです

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“精養軒”さん前に立っている電柱広告。前には若美鳥旅館さんだったが、スワン美容室に変わっている。

辻俊文さん撮影

正面に“万惣”奥へ進む路地には“あかもん”が見える。もっと進むと右に“白揚書房”があり、1番街へ抜ける。ここは諏訪劇場の前から北方向に撮られた写真だ。

昭和43年のゼンリン地図より

戦後、アメリカの占領地ガリオア資金によるコッペパンと脱脂粉乳で始まった給食は、昭和29年には全国に広められた。我々団塊の世代が小学校へ入学の頃は、それに一品のおかずがついていた。脱脂粉乳はボール紙で出来た大きな円筒形の容器で学校に送り込まれ、空の筒は、中に入って転がす遊び道具となった。コッペパンは全く甘くなく、二つに割って中の部分をくりぬいて食べ、一方に押し込んで持って帰った。おかずは月の初めに公表された。4限目になると、給食室からその日のおかずの匂いがしてくる。鯨の竜田揚げ、ちくわの天ぷら、カレー、マカロニサラダなどがあった。高学年になると改善が進み、脱脂粉乳は牛乳に、パンは食パンになり、マーガリンやジャムが付くようになった。

さて、坊主頭の③男の子は、箸箱を加えて横の⑬女の子にちょっかいを出そうとしている。東京都 昭和26年 渡部雄吉氏撮影 写真でみる日本生活図引 より

ただ、男の子はとかく恥ずかしがり屋で、自分の感情をストレートに表現するのが苦手である。ああ、この女の子は可愛いなぁ、俺は好きだなぁ、と思うと、決して親切にもできないし、丁寧にも扱えないのである。それどころか、行為は必ず裏返しにしてしまう。だから、ついつい意地悪を言ったり、ひどいときは泣かしてしまったりする。そうやって、むしろ好きな女の子の気を引いているわけである。男女比べると、女子⑬の方がおませさんで、まったく嫌な風でもなく「もう、しょうがないわねぇ」といった顔をしている。


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