賢そうな振りをしてアホな私。本棚に並ぶ本を見れば、中途挫折の本ばかり。その中で選んだこの1冊を読み直した。“「原因」と「結果」の法則”ジェームス・アレン著 坂本貫一<訳>。初版は2003年4月(当時1200円+税)とありました ので、なぜか読み直してみた。
宇宙は、ひとつの絶対法則によって成り立っている。それは『自分が心に思ったことは、そのまま現象となって現れる』。自己犠牲を強いて正しいことを思い実践すれば幸せが出現するし、逆に、悪いことや不安なことを思えば逆の現象になるということ。
まず素直に読んでみた。6回ほど読み直した。宗教に近い感覚、悟りの境地。比較的薄い本でしたので、何回も読み返すことができるが、嫌気がさしてくる。そこで角川文庫から違う方の訳で出ていたのでこれも読んだが、同じ原文でも訳者によりこれだけ変わるのかと驚かされた。こうです・・
まず、坂本貫一訳
「人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である」
私たち人間は、強さと知性と愛を備えた生き物です。と同時に、自分自身がめぐらす思いの主人なのです。
私たちは、人生で直面するどんな状況にも賢く対処する能力と、自分自身を望み通りに創り上げるために使うことができる、変容と再生のための装置を内側に持っています。
“思い”の力で環境は変えられる。ということで、次は角川文庫の同じ個所です。
「人は自分の思考の主人であり、自分の人格の形成者である。また、人生の条作、環境、運命の創造主でもある」。
私たち人間はパワーと知性と愛を持つ存在です。そして同時に自分の思考の主人でもあります。私たちはどんな状況にも対処できる鍵を持ち、自分自身の中に自分を変容させ、再生させるパワーをもっています。そのパワーによって、自分が望むとおりの人間になることが出来るのです。
どちらも良く分かりませんが、わたしは、前出の本の方がまだ理解できました。あー、なにを言いたいのでしょうか? つづくに期待をしてください・・・