Hさんご夫婦からの感想です。ありがとうございました。
「映画で知った郵便に対する状況は、基本的には今も変化はないと思われます。ただ郵便から通信手段として、携帯電話 インターネット等により減少していると言われていますが、山間部に住民がいる限りこのように運ぶことになるのでしょう。また物流という意味からして必要不可欠のものであります。日本に於いても特に雪国の配達業務は同様なことを行っていると聞いています。
映画に戻りますが、親の仕事を子供が継いでいく姿は、いつの時代でもあることですが、父親は息子を思い、また息子は父親を尊敬しているところを実に上手く描写している。会話のやり取り、態度からして、認め合っていることが良くわかります。
終盤シーンで親は子供を信じ一人で配達に行かせる所は、親子の絆の太さを感じ大変心温まる映画でした。」
上映希望作品
山田洋次監督「息子」1951年
山田洋次監督「遥かなる山の呼び声」1980年
深作欣二監督「蒲田行進曲」1983年
山田洋次監督「たそがれ清兵衛」2002年
黒澤明監督「白痴」1952年