二本のYoutubeにびっくりしています。時は1940年代とありますから戦中かな?戦後かな?と思い観ておりました。どうやら背景から戦争直後の昭和22~23年?ようやく復興の兆しが出てきた頃です。
前半は人込みの中を撮影しながら移動し続けます。「田村町2-15」の標識。現在の東京都港区西新橋2丁目になります。行き交う大勢の人々のある人はカメラを無視、ある人は眺めています。「日比谷病院」「道元坂百貨店」の看板。買い物を楽しんでいる様子ではなく、ひたすら何かに向かって進んでいるようです。撮影は進駐軍でしょう。
カラーで見る日本の1940年代 [60fps, Remastered] w/added sound
後半は未舗装の広い通りを車内から撮っています。英語の交通標識が電柱に貼られています。両側に建つバラックの家屋。「魚類配給所」「牛豚肉販売」にわかに建て付けた小さな家屋で商いが始められています。理容店・電気工事・時計店・書店・ラヂオ商会・鮮魚販売店と並びます。最後は未完成の橋の手前で右折、隅田川でしょうか?
二本目は、同じ進駐軍が車内から羽田空港周辺を撮ったものですが、工場地帯で飛行機は見られません。便数は少ないのか?
東京 1940年代後半 カラー 羽田空港 [60fps,リマスター] サウンドデザイン追加
とにかく鮮明です。進駐軍の中で働く日本人の姿、子供は所在無げにカメラを見送ります。