中日新聞より。“紙つぶて”をみた。それは“余話”。野依良治氏の言葉に、久々に“紙つぶて”がよみがえった気分がした。
かつて中川志郎上野動物園長は「人間は動物とは別である」とする傲慢(ごうまん)を戒めた。
子育ては個の成長と家族、共同体の安定の原点。
母親の抱擁や言葉かけが絶対的信頼感を生み、母親の行動をまねることで家族との絆をつくる。
その上ではじめて「外的な教育」が可能になる。「一国の文明は、その母の文明にもとづく」とも言う。
すべての民族の基盤は家庭の固い絆にあったのではないか。
我が母親は一切の華美を避けて質実を尊ぶ家庭人。
現代女性からみれば、まことにつつましい生活を貫いた。
しかし、精神的には豊かな、質の高い生涯だったと察している。
題して“女性の社会参画”。母性愛こそ、原点である。と説いておられました。
母は強し。女性を侮るなかれ!
アタシャ 侮ったりなんぞ しちゃ おりませんがネ 昔っから