先日掲載した宮沢賢治の詩“雨ニモマケズ”。その中の“ヒドリノトキハナミダヲナガシ”の“ヒドリ“とは、いったい何ぞや?
幼少の頃の教科書は確か“ヒデリ=日照り“と記憶しています。宮沢賢治の誤字であると解釈されてきたようですが、1989年当時の宮沢賢治記念会理事長がこれに異説を唱えました。
“ヒドリ”とは岩手の方言で「小作人の日雇い給金」のことで「日雇い稼ぎに出ざるを得ないような厳しい暮らし向きのこと」を云っているのではないかと発表してみえます。「干ばつの日照り」ではなく、日雇い仕事の「日取り」のことだということで議論を呼んだそうです。これで多少解釈が違ってくるようですね。
マ、どうでもいいこと デショウカ?(ブログ 華やぐ日々よ・・・詠山の占い放談 2011.11.7 より)