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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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昔はみんなロボット歩き

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下の絵を見ていただきたい。何かおかしいところはないでしょうか?図書館の本“絵が語る 知らなかった江戸の暮らし”本田豊著 遊子館 

魚は毎日、笊(ざる)に入れられて京都市内へと運ばれていたらしい。筋骨たくましい褌姿の男が魚をかついで道を急ぐ。ところでポッコリお腹が目立つのは、酒の飲みすぎだろうか?

さて魚の入った笊をかついでいる男たちの歩き方に注目して欲しい。笊をかついでいる先頭の男性は、左肩を出しているときに左足を踏み出している。なにかおかしくはないだろうか。そう、現在は、右足を出しているときには左手が前に来るように、左右交互に手足を出して歩いているはず。だが、この頃は、右足を踏み出した時には右足を出して歩いていたのだ。そのため人々の歩き方は、今日でいうとロボットのようにぎくしゃくとした歩き方だった。しかし当時はこのような歩き方が普通だったのである。今日のような歩き方になったのは、軍隊式行進が学校教育に取り入れられた「成果」である。

小学校低学年の時、ついロボット歩きになってしまう友達がいた。それを直そうと教えていた母親までがロボット歩きになったと言っていた記憶がある。無理やり直す必要はなかったのではないか。昔はみんなロボット歩きだったから。遺伝子を引き継いでいたからではなかったか?

けど、身体が左右に振られて、歩きにくいわ。

追記

そういえば、以前ブログで、江戸時代の人は決して走らなかったと書いたことがあった。


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