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“浪速の恋の寅次郎”感想1

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10月24日午後6時から“元気がいちばん・達者がなにより”第2回“浪速の恋の寅次郎”を上映させていただきました。常連のTさんから感想をいただきました。ご無理をお願いいたしました。

「山田(洋次)監督のチャメッ気に触れて、クスッと笑ってしまいました。マドンナ役の松坂慶子にサービス(?)をして、寅さんに「愛の水中花」を売らせていましたね。劇中にも彼女に「星影のワルツ」を歌わせて、歌手 松坂慶子を強調していました。

それから冒頭の竜宮城の巻は、まるでドタバタ喜劇風の安っぽさが取ってつけた様でへ~~~ェと思ってしまいました。山田監督の意外な一面を見せてもらった場面でした。

大阪各地でのロケが盛りだくさんでしたね。

下町の風景や人々の暮らしが丁寧に描かれていて好感が持てました。吉村さんの“評”にも書かれていた様に、大阪(の文化)をウ~ンと持ち上げていて、出演者のほぼ全員に大阪弁を喋らせていましたね。そして、コテコテの大阪弁ではなく、よそ行きの言葉で。

雁之介も優しくおとなしい独身男を演じていましたね。地味な演技がなかなか良かったです。

方言と言えば、最近封切られた映画(周防監督)「舞子はレディ」は題名からして「マイフェアレディ」のパロディ版ですが、勿論京都が舞台で、東京出身の言語学者が訛りのキツイ「やまだし娘」を京言葉を自由に操るかわいらしい舞子に仕立て上げるという筋書きでしたが、津軽弁、薩摩弁が飛び交って、ストーリーに厚みを与えていました。

さて、山田監督の出身地はどちらでしょうか?」

山田洋次監督。1931年9月13日生まれで83歳。川村陽一理事長と同じ年です。お元気ですね。ちなみに出生地は、意外や意外!大阪府豊中市でした。

「マイフェアレディ」と「舞子はレディ」 気付きませんでした おもしろそうですネ


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