Kさんからも感想が届きました。ありがとうございました
「今回の映画(浪速の恋の寅次郎)で、恋愛と距離の法則を知りました。
恋愛においては、距離が近いほど有利であるとの結論がみえました。ふみにとって一番居て欲しいときに(一番居てもらいたかった寅に)離れられ(?)それほどでもなかった斉藤洋介においしいところをさらわれました。寅の歯がゆいほどの純情で(まるで自分を見ているようで!)損をしてしまう。それがこの映画の(シリーズの)必要ポイントなのかもしれませんが。
それから、今回のラストですが、“男はつらいよ”シリーズの半分程しか観ていませんが、そして今回の作品も初見ですが、寅がマドンナを訪ねるのは初めてではないでしょうか?
自分が観みてきたシリーズのイメージでのラストは、大阪新世界あたりで、かしまし娘の二人に出会うのがいつものパターンのような気がしています。このあたりは、全シリーズをご覧になった方に聴かなくては分かりませんが。
追記
尚、満男君の「結婚するんです…」のセリフには爆笑させられました。
今回のマドンナとの距離には微妙なところがありました。ふみが「寅さん、泣いてもいい?」と寅の膝枕で一夜を過ごす???ところや、名残り惜しそうにいつまでも傘を振る仕草や…。寅と一緒になることを真剣に考えていたと思います、が、芸者の道を歩んできたふみは、やはりカタギの道を選んだのだと思います。
“夕焼け小焼け”も芸者“ぼたん”がマドンナ。そして、映画のラストは、寅が“ぼたん”の住む土地を訪れます。感動のシーン!11月28日の上映会をお楽しみに