もともとお雑煮は、年神棚(としがみさま)にお供えした餅を神棚から下ろし、それを野菜や鶏肉、魚介等で煮込んで作った料理で「雑煮餅」といいました。
雑煮はもともと正月用ではなく、室町時代ころの儀礼的な酒宴などで出されたのが始まりだそうです。はじめに雑煮を食べて胃を安定させてから酒宴に移る前菜だったものが、やがて正月料理になったといわれています。
さて、元旦の日、朝起きると雑煮が作ってあった。「やれ食べ、それ食べ、今食べ!」とおっかぁがせかす。じっくり冷めていく雑煮とおっかぁの顔を横目に、おせちでお神酒をチビリチビリ。さて、冷め切った雑煮餅をすくいだすと、餅はそのままの形で出現!
その夜、殊勝なことに私に向かい「かしわを買ってきて入れるのを忘れました。ドウモ スミマセンデシタ」と申しました。
で、本日の(少量の)雑煮には鶏肉が一個入っておりました。(その横に見えるのはサプリと糖尿病の薬デス)
鵜の森公園にある雪景色の泗水庵。たいした雪にならずヨカッタヨカッタ!