5月24日(日)第3回四日市お菓子フェスタを開催する。開催に向けて委員会を何度も持ってきた。まずは、四日市商工会議所のまちづくり支援課の坂下さん、白藤さんと、過去携わっていただいた水谷さんに感謝申し上げる。
さて、今回のコンセプトに、餅街道を挙げている。
桑名の安永餅、四日市の永餅、津のけいらん、伊勢のへんば餅、関の二軒茶屋餅そして赤福餅等と伊勢参宮道に沿って餅のつく菓子が並ぶ。
これは江戸時代、伊勢詣でを旅する人々に腹持ちの良い餅菓子が買い求められたためと想像される。
四日市と言えば永餅。笹井屋と金城軒があがる。この他に、桑名の安永餅そして、鈴鹿は神戸の立石餅がある。立石餅とはどんなものなのだろうか?永餅の系譜を継ぐものか。
ということで、降りしきる雨の中、神戸へ出かけた。
あらかじめネットで調べると、鈴鹿市神戸に“あま新”という店があり、土日祝日のみ立石餅を販売しているという。伺ってみると、時すでに遅く、前の“小島菓子店”の奥さんに尋ねると1年以上前に閉められたとおっしゃる。
がっくりしかかった時、立石餅は“もち久”さんが引き継いで作ってみえるといわれた。
こうして手に入れた立石餅は、永餅ほど長くはないが手作り感があり素朴な味がした。これはどう見ても、永餅デアリマス。
ついでに求めたいちご大福は、半分に切ったさくら餅にいちごが入っていました。
和菓子の世界はスバラシイ!