1月16日午後4時より、第7回 達者が何より(健康講座)が開催され、社会福祉法人 青山里会の施設長 落合将則様に“医療・介護・福祉の現状と将来”についてお話しいただきました。
今回果たしてどれほどの方が参加されるか?大変危惧しておりましたが、商工会議所の坂下様やそのほか30名近い皆様に参加いただき盛会の内に終えることが出来ました。心より感謝申し上げます。
将来の介護事業は決して見通し良くありません。そんな中、国を挙げての地域包括ケアシステムの構築が急がれています。それは、公的な介護に頼ることなく、自分たちが地域ぐるみで助け合う互助のシステムづくりです。現在、郊外に建つ介護センターは、むしろ病院のイメージが強く決して良い雰囲気とは言えません。これからは元気な高齢者が集い、生涯現役で様々な活動ができる施設づくりが必要です。すでに青山里会さんは笹川と高花平に高齢者が集うサロンをつくり、NPOと協力して高齢者活動の場づくりを進めています。
四日市の街なかにそんな施設が欲しい、将来の介護事情に希望が持てるような場づくりが出来たらと、そんな思いで活動しています。今回の健康講座もその一環です。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
今回の講座にお越しいただいた方からの感想です。
・詳しいお話、裏話的なお話で、とても参考になりました。ありがとうございます。
・サンシ前の罹災地跡の土地活用に話等、期待が持てました。
・小生自身後期高齢者の為、役立った。
・研究者の発表会ではないので、小さい字のわからないデータを映さず、ポイントだけ大きく書いて(又は絵)で説明して欲しかった。ここで私たちはどうすればよいのか、分からない。
そしてあったらいいなと思われる施設の希望です。
・元気なお客様もお手伝いするレストラン。
・昔の知恵を教え合う集い。但、10人の老人に1人の若い人が付くのが理想ではあります。
・寝たきり予防の体操教室。
・日中のレストラン(周辺は夜のお店ばかりで昼の食事処が少ないので)
・心臓ペースメーカーを埋め込んだ身体障害者です。市民が交流できる高齢者向けレストラン等。
・私はここより少し遠くなります。その場所に良い施設が出来ても駐車場がないと利用できません。老人がゆっくり過ごせる空間と、お風呂もあるとすごくいいなーと思います。温泉でも何でもいいのですが。