3月13日(金)午後6時より“学校Ⅳ”を上映いたします。早いものです。昨年10月に始めさせていただき、今回最終回を迎えることとなりました。
北勢地域若者サポートステーションの皆さんをはじめ、多くの方々のお力で今日を迎えたと感謝いたしております。ありがとうございました。
“サポステ”様のご紹介です。
北勢地域若者サポートステーション(さぽすて)の活動!!
働きづらいと悩む若者がたくさんいます。私どもは厚生労働省の認定を受け、15歳から39歳までの若者の就職に向けたサポートをしております。
特に今年度は「大型商店街丸ごとインターンシップ事業」のモデル事業として、全国に先駆けて職場体験を強化しております。
諏訪栄、諏訪地域の振興組合様とは、夏の四日市祭り等のイベント支援から始まって、秋の四日市祭り、表参道スワマエの朔日恵比寿抽選会のお手伝い、商店街の歩行量調査などの事業に参加させていただきました。
昨年10月からは、健康講座・映画会の受付業務・後片付けもさせて頂いております。
活動を通じて、商店街が活性化するのと、我々にとりましては働きづらかった若者が自信を取り戻して巣立っていく体験提供の場でもあります。
今後ともご支援をいただければ幸いに存じます。
“学校Ⅳ 十五才”のご紹介をさせていただきます。
川島大介は、学校に行かなくなり半年が経つ中学3年生。
父親との折り合いも悪く、ある日、家を飛び出してしまう。大介には“目的地”があった。鹿児島県の屋久島。樹齢4000年~7000年ともいわれる縄文杉に憧れていたのだ。
ヒッチハイクでまずは大阪へ。大阪から九州に向かう女性ドライバー・すみれのトラックに乗り換えた。泊めてもらったすみれの家では、引きこもりの息子・登と妙に気が合った。
屋久島にわたり念願の縄文杉と対面したあと、大介は風変わりな独居老人・鉄夫と出会う・・・。
93年より始まった「学校」シリーズの最終作。道中で出会う人々やその家族との交流を通じて、少年が成長していく。爽やかな風が吹き抜けていくような感動作だ。
平成12年11月11日公開 上映時間 120分
出 演 川島大介:金井勇太
大庭すみれ:麻美れい
佐々木 康:赤井英和
川島綾子:秋野暢子
児玉(トラック運転手):笹岡高史
大庭 登:大沢龍太郎
川島秀雄:小林稔持
畑 鉄夫:丹波哲郎
金井真知子:高田聖子
薬屋のおかみ:余 貴美子
畑 満男:前田 吟
黒井先生:中村梅雀
周吉:犬塚 弘
正夫:桜井センリ
今回も吉村英夫先生にご無理をお願いして、ひとことコメントを送って頂きました。
屋久島まで一人旅をした少年が家に帰ったとき、自分の町が旅の前より「小さいものに見えた」というモノローグの中に、成長物語としての本作のメッセージがある。ゆっくりでもいい、遅れてもいい、でも前に進もうという山田洋次の願いがこもる。
宮崎すみれの家で大介が出会った引きこもりの青年・登が大介に贈ったのが「浪人の詩」。この詩の原作者は、山田監督が取材を通じて出会った不登校の中学生の少女だった。山田作品は、山田監督が出会った人たちとの様々なエピソードを織り込んで、一本の映画に仕立てられていった。