一身田の“あかり屋”は、40坪強でレストランとしては充分な広さと思えます。
駐車場側から入って、真ん中に厨房から出てくる通路が確保されています。右側に食材が並び、真ん中に会計があって、左の食堂へ移動します。
カウンターもありちょっとしたバーになります。(ボトルキープあり)天井は高く、木組になっていて暖かさを感じます。但し冷暖房には苦労してみえるようです。
食材は価格の点から敢えて地産地消としないそうですが“ぼんぼりのお米は三重県産です”のポップが貼ってありました。豆腐・サラダ・もずく・煮豆・白和え・こんにゃく煮・金平ごぼう・漬物・カレー・から揚げ・しゃけと高齢者にも優しい食材が並んでいます。準備が大変ですが、バイキング形式で選ぶのが楽しくなります。
“坊主バー”の時、高田本山から高名な僧侶に来ていただき、お話の集いを持ったところ、食事を楽しんで真剣に聞く人がなかったので怒って帰られたそうです。日本では昔から食べながらショーを楽しむ風習はありますが、あまり堅苦しいことは難しそうです。
主婦や学生の方がパートで働いて見えますが、“ぼんぼり屋”の趣旨をよく理解して働いてみえ、助かっていると下津さんは語ってみえました。スタッフが良いということはとても大切なことだと思います。