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“名もなく貧しく美しく”感想その2

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9月25日鑑賞した、松山善三監督作品“名もなく貧しく美しく”。Kさんからの感想です。ありがとうございました。

今回の作品では、障害があるがゆえに起きるいろいろな事が、いわば(あるある)の作品に、うなずくことが多かったです。

一番納得したのは、道夫(夫の小林佳樹)が一日の稼ぎのほとんどを使っておもちゃのラッパを買ったところ。音のない世界にいるからこそ、ラッパは宝物のように感じたのではないかと思います。障害者というより男として、気持ちが分かります。

今回の映画の一つのキメは、秋子(高峰秀子)のセリフです。

「世間の人は、障害者に同情はしても、理解しない」

この一言はかなり効きました。どうしても、ついつい奇異な目が、憐みの眼では見ることが出来ても、対等に見られない自分自身がいます。

 自分自身も、どちらかと言えば(障害者と健常者の)中間に存在しているのかも、と思います。

スミマセーン 最後の言葉がよく分かりません。Kさん、普通の人ですよ。


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