昨夜、四日市商工会議所さんで10名ほどの方にお集まりいただき“第3回 よっかいちお菓子フェスタ”の反省会がありました。
5月24日、好天に恵まれて大勢の来街者で賑わった“お菓子フェスタ”は大成功のうちに終えることが出来、ひとえにご協力いただいた皆様方のおかげと心より御礼申し上げます。次年度に向けて、より良い企画で取り組むことが確認されました。
1日のイベントでよかったか?三重県全体を紹介出来るようなスケールの大きなイベントにするには?助成金の確保は?資金調達は?パフォーマンス性の高い体験型のイベントに仕上げるには?等について話し合われました。
今回始めて“関の戸”で有名な深川屋さんが出店されました。次回は「関の戸の歴史を説明されては?」とお聞きしたところ、それよりもつくる過程を紹介したいとのお答えでした。使われている材料の中に“和三盆”ということばがありました。
江戸時代に栽培地が南西諸島に限られていたサトウキビは、黒砂糖が一般的でした。それを徳川吉宗が全国に栽培を奨励、四国の香川県(讃岐和三盆)や徳島県(阿波和三盆)で生産されるに到りました。
地元で取れた“竹糖”から絞りだされた汁は精製濾過された後に結晶化されます(白下糖)。それを盆の上で「研ぎ」にかけ絞る。この作業を三度ほど重ねると黒い色が抜け白い砂糖が出来上がる、それから“和三盆”の名がついたそうです。こうして出来た上質の砂糖は、和菓子に使われるようになりました。
材料から手間ひまが掛かっているんですね。