11月10日の四日市商工会議所小売商業部会視察旅行でのこと。帰りのバスでガイドさんがかけたDVDは何とお坊さんのお説教。その中で、ドラえもんのお話が出てまいりました。しずかちゃんがお嫁さんに行く前夜のお父さんのことばです。
「のび太君を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむ事の出来る人だ。それが人間にとって大事なことだからね。彼ならまちがいなく君を幸せにしてくれると、僕は信じているよ」
人の幸せを願い、人の不幸を悲しむ事の出来る人・・・良い言葉です。
そして、こんな名言も発見いたしました。
(注)このシーンでの言葉ではありません
のび太のお父さんのことばです。
「いつもそうだが、
きみのやっていることをみていると・・・
嫌なこと、めんどくさいこと、
苦しいことから逃げようとばかりしている。
楽な道ばかり選びたがっている。
ちょうど、水が低いとこ低いとこと
流れていくように。
それじゃいけないんだ。
気がついてみたら、
どん底まで落ちてた、なんてことになる。
人生とは、重い荷物をもって
坂道をのぼるようなもの・・・
といった人がいる。
人生にはいつも向かい風が吹いている・・・
といった人もいる。
「かん難汝を玉にす」
ということばを知ってるか。
苦しみ悩んでこそ、
りっぱな人間になれるということだ。
「われに七難八苦をあたえたまえ」と、
月に祈った人を知っているか。
山中鹿之助というサムライだ。
自分をうんと辛いめに
あわせてくださいと祈ったのだ。
「憂きことのなおこの上に
つもれかし限りある身の力ためさん」
という歌知ってるか。
悩みごとよやってこい。
自分の力には限りがあるが、
精一杯がんばるぞ!という意味だ。
昔の人たちは、
こうして強くたくましい自分を育てあげた。
きみも男ならやってみろ!
逃げたりしないで。
辛いこと苦しいことに、
ドンとぶつかっていけ!」