“にっぽんの七十二候”(えい)出版社より
雑煮 旧年の収穫や家族の無事に感謝し、新年の豊作や家内安全を祈っていただく。本来は恵方(神様がいる方角)から汲んできた「若水」で作るのが習わしで、神様とともにいただく神聖な料理とされる。
壱の重 品数は奇数とする
数の子:子宝と子孫繁栄を祈る
黒豆:「まめに働けますように」と願いをこめて
田作り:田の肥となる小魚に五穀豊穣を祈願
紅白かまぼこ:日の出を象徴するものとして必須
伊達巻き:巻物は大事なものを象徴
錦卵:色合いを金と銀にたとえた縁起もの
栗きんとん:金団(きんとん)で金運を呼ぶ
弐の重 酢の物、焼き物、煮物などを奇数で取り合わせる
紅白なます:紅白の彩りがおめでたい
エビ:長いひげと曲がった腰が長生きの象徴
昆布巻き:「よろこぶ」にかけ一家発展を祈る
その他、関東では酢タコ、関西ではブリの照り焼きなども入れる
参の重 煮しめをたっぷり詰める
レンコン:見通しが良く順風満帆に歩めるよう
里芋:子宝に恵まれますように
手綱こんにゃく:手綱をしめるという武家の名残り
ゴボウ:しっかり根を張り安泰を願う
人参:「日の出」人参、良縁を意味することもある
※ 台所に参加することもなく掲載するとは 少し 恐縮です おかはん