本日の中日新聞掲載記事より。現在、四日市市立博物館で開催中の「なつかしいおもちゃと昭和のくらし」の紹介を兼ねて、この展示を機に発行された「四日市のまちかど」写真集が載っていた。
な、なんと、昭和30年代の諏訪前通り(現在の表参道スワマエ)が掲載されているではありませんか!笑ってしまうほど大勢の人が歩いている。ツルヤ洋菓子・太陽堂・木村自転車店・横田洋服店の看板が望める。まっすぐ進んで踏切を右に折れると諏訪駅、写真左へ戻ると諏訪新道、沖ノ島、本町と続き、国鉄四日市駅に繋がっていた。まもなくこの通りにアーケードが造られる。
この、発行部数400部限定の写真集「四日市のまちかど」。私が購入すると残りは399冊!早速、求めに走った。
大収穫だったのは昔の映画館、弥生館・ぼたん劇場・四日市劇場・四日市東映・四日市東宝劇場・三重劇場・四日市シネマ・四日市グランドの写真が載っていた事だった。
三重劇場では、“蒙古の嵐”と“飾り窓の女”を上映中。“蒙古の嵐”は昭和37年2月25日公開でジャック・パランス、アニタ・エグバークが出ているイタリア・フランス映画。そして、併映の“飾り窓の女”は、昭和37年1月20日公開のフランス・イタリア映画で、監督はルチアーノ・エンメル。マガリ・ノエルとリノ・ヴァンチェラが出演している。劇場の写真は4月となっているので、地方劇場では早い方の上映?と思われる。
そして、もう一つの驚き。四日市東宝では、(昭和37年4月)四日市でロケをした赤木圭一郎の“電光石火の男”を上映中だった。