図書館で借りてきた本“不思議なくらい心がスーッとする 断捨離(だんしゃり)”やましたひでこ著 王様文庫
断捨離とは、「モノを捨て、片づけることで、心のガラクタもスッキリ整理し、人生をご機嫌に変える方法」のこと。だそうです。
これにならって、自分で冷静に判断し、今後十年間は(死ぬまでに・・)は読む必要がない本を処分しました。本箱に余裕が出来て、ゆったりした気分になって・・・そこへ新しい本を入れています。(何にもならんやろッ!)
そして、この本には、ここ最近気になっていることが記されていました。それは“継続の大切さのなかにも、絶えず新しい気を入れる必要があること”ということです。
「方丈記」の冒頭にこんな有名な一文があります。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず
川の流れは常に新しくなっています。単に水が流れているだけのようですが、よくよく考えてみれば、常に新しい水に入れ替わっているから。よどみなく美しい流れとして見えていることに気づきます。
同じように私たちの部屋の相(カタチ)も変わっていくのが自然です。何年も前から使われないモノで景色が同じになっているというのは、そこによどみがある証拠。
今一度「私が大事にするモノこそ、素晴らしい」という居直りをして、自分の部屋をガラリと変えてみませんか。
そこには、新しい人生の流れが生まれて、驚くような“何か”が生まれてくるかもしれません。
商店街のイベントも、毎年同じことの繰り返しではマンネリ化に。継続しつつ常に新しい変化を取り込んでいかなければ、来街者に飽きられる。これは私が“四日市 お菓子フェスタ“で得た、貴重な体験でした。
モノを捨てて、過去のしがらみから解き放される自分がある。的確に判断して、不必要なものは捨てましょう。但し、後悔しないような判断力が必要ですが・・・。