「家族はつらいよ」を観て 骨まで昭和の男氏より
これは小津さんの東京物語のオマージュというより 東京の 最近は珍しくないよくある 三世代同居のドタバタを 山田監督なりに描いたコメディという どちらかと云えば軽いタッチの映画で 長男、次男やその妻が いい演技を見せていた感じがします。
まあ話もまとまり良く 吉行和子の妻の突然の離婚通告はビックリです。気をつけねばと我が身を振り返り教えられること多しです。いろいろなジャンルに挑戦している山田監督には頭が下がります。年齢はいくつになられるのでしょう。まだまだ私も頑張らねばと励まされます。
FAXでの感想、有難うございました。山田洋次監督は85才になられます。小林念持が登場する場面や、鶴瓶の顔が映ったシーンでは、会場から大きな笑いが聞こえました。笑いや感動を皆で共有する大切さ感じます。熟年離婚が増えている昨今、深刻な問題を喜劇に仕上げる山田監督の手腕はたいしたものです。監督の益々のご活躍を祈念いたしております。