捕虜の話というと1957年、デビット・リーン監督の「戦場にかける橋」を思い出す。日本軍の捕虜となったイギリス兵士が、タイ国境のクウェー川鉄橋建設に従事させられる話でスケールの大きな映画として印象深い。
前半は、橋を期日までに完成させたい斎藤大佐(早川雪舟)と、イギリス式の方法で建設にかかわりたいニコルスン大佐(アレック・ギネス)との駆け引きが中心で、収容所の過酷な状況が描かれている。
後半は、橋の爆破に乗り込むシアーズ(ウイリアム・ホールデン)らの活躍となりアクション映画の感さえある。
私の記憶にあるのは、斎藤大佐が橋完成までの期日をカレンダーで示すところで、イラストで描かれた美女が月ごとに衣服が減っていくシーンだった。私が公開当時観たとすると小学3年生頃、ずいぶんとオマセだったことになります。
4月
5月
6月以降を是非見たかった。