8月16日付の中日新聞。瀬田栄之助 元収容所通訳が残したもの より「生きるための希望」
「一日中働いてきても、その帰り先が殺風景な収容所では本当にかわいそうだ」1953年に発表した手記で瀬田栄之助はこう吐露している。上司に慰安を願い出るが一喝される。納得のいかない瀬田は、青年学校から廃棄間近の楽器を内緒で譲り受け、戦争捕虜による管弦楽団が結成された。演奏会の後、捕虜は「快活さと生気を取り戻し」、「工場の能率は目に見えて増進した」という。過酷な生活を送る捕虜にとって、音楽や芸術は生きるための希望だった。まるで映画の世界です。
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