明治44年
引き続き、椙山満氏の「思い出の写真をめぐって」から紹介します。
写真③
今日の駅舎跡風景
そこから南へ進むと 関西堀の跡のカーブが残る
前回掲載の四日市駅舎の東側(写真の左)。欧米風のハイカラなポーチに柱が何本も立ち並ぶ。貨物駅入り口の木戸を背に北向きに眺めた写真。この駅舎は創業当時から昭和20年6月の戦災で焼失するまで関西鉄道そのままの姿で存在していた。
駅舎の南から駅前を覗くと 今とあまり変わらないような風景が・・・
写真③は四日市駅の油庫。扉両側に関西鉄道の社紋のついた木製明窓があり、屋根の鬼瓦にも社紋が、写真はその東面。