刑務所に入っていた丈二(赤木圭一郎)が久しぶりに四日市へ帰って来た。大津組の辰吉は、親分(菅井一郎)の身代わりに刑務所入りしていたとは知らずに、丈二を組事務所へ案内する。
高砂町から相生橋を渡り、北へ折れると事務所だ。ところが妙なことに、その向こうを電車が走る。
この映像を観たとき、三重軌道の阿瀬知川駅付近でロケをされたものと判断した。明治・大正の頃、終点四日市駅へ入った三重軌道は、そこから南へ折れて阿瀬知川へ延びていた。ここで船と連絡していたのだ。
昭和43年マップ
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ロケハンの中に 四日市に詳しい御仁がいたことになる。その人はこう言った「四日市なら ぜひここでロケしてください!」。
現在である。港中学校跡は、温水プールになっている。左上に阿瀬知川駅がありました。嘗て関西鉄道の工場があったのは、住友電装のあたりでしょうか。」