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富田浜の今 ①

富田浜へ出かけた。

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JR富田浜駅は、無人の静かな駅だった。

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プラットホームから富田方向を見る。

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駅前の狭い通りに当時土産物店が並んでいた。

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この道をまっすぐ進んで、通りが終わるころ、左に現在でも“三藤”というビジネス旅館があった。“三藤旅館”跡に違いない。左に路地を折れて北へ向かう。

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富田浜海水浴場にアクセスしていた富田浜駅は閑静とした住宅街の中にある。明治41年臨時停車場として開設され、常設駅になったのは、昭和3年からである。近隣の三重郡富洲原町会議員で富田一色区長の生川平三郎が観光地の開発事業を行い、富田浜のレジャー化として、富田浜周辺の観光地化と富田浜町を発展させる事業として旅館街の整備と富田浜町の市街地を整備して、富田浜地区の富田浜海水浴場も開設及び整備した(霞浦土地株式會社のことか?)。

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路地を抜けると“富田浜病院”の駐車場に出る。松の木が並び当時の雰囲気が残る。

富田浜駅の北側の位置の富田浜病院も、富田浜海水浴場をしのばせる。戦前の昭和7年に、結核療養所として開設された。戦前は結核治療の特効薬はなく、清浄な空気と安静が有効とされて、富田浜の地が結核治療の保養所として選ばれていた。肺の病気の結核で療養中であった山口虚子が、三重県四日市市出身の柳生夜来の推薦で富田浜海水浴場沿いの富田浜の別荘地に戦時中やってきた。(ウィキペディアより) つづく


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