本日の中日新聞より
前回訪れた時、公園には“万葉植物エリア”の表示がありました。
幕で囲い、天皇を中心に歌が詠まれました。
植物には関係ありませんが、松原町の聖武天皇社境内に建つ萬葉集の歌碑(佐々木信綱 筆)に「妹(いも)に恋い吾(あが)の松原見渡せば潮干の潟(かた)に鶴(たづ)鳴き渡る」(いとしい人に焦がれて自分が逢うことを待っているという名の松原を見渡すと、潮の引いた遠浅の海に鶴が鳴いてずっと飛んでいくことだ)とあります。(四日市市のホームページより)
この時聖武天皇は、妻とおばさんの三人で静々と行幸されていますが、歌に詠まれている“妹(いも)”は、すぐ横に居る奥さんのこととは思えません。気の多い天皇でした。