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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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“砂の器”と橋下市長

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1974年、松本清張原作 野村芳太郎監督で制作された“砂の器”は大ヒットした。
映画の終盤、「運命」(スミマセーン 宿命 の間違いでした)の曲とともにクライマックスが始まる。指揮を執る和賀英良。そして観客の中には、彼の逮捕に踏み切る刑事の姿が。
四季の移ろいのなか放浪の旅を続ける親子。ハンセン氏病を患う父は行く先々で追い払われる。父親にすがりつく子供。
それは、和賀英良が自分の名誉を守り、過去を隠すため犯した犯罪だった。
多くの人が涙したのは、殺人を犯した彼は悪い、悪いけれどもその動機は彼の責任ではないという同情と共感の涙ではなかったか。
出生の責任は本人にはない。まして親や先祖の責任を負う必要はない。
今回の橋下市長を突いた週刊朝日の問題は、橋下氏個人が作り出したものではない。週刊朝日のやり方は汚かった。
翌日の街頭インタビューでも同じ意見が多く、朝日は謝罪文を出した。
普段、橋下氏はややキケンで、朝日は好意的と感じていたが、今回ばかりは逆転した。
ト オモイマス!!!

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