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Channel: 花の四日市スワマエ商店街
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レモン色の町クイズ ⑦の回答

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諏訪公園西南の“水奈月旅館”前でした。

右端の赤の囲い、窓に下がったすだれが・・・

南の”神戸屋食堂”さんと繋がります。忘れていましたが、神戸屋さんの位置を確認に四日市飯店さんへ出かけた記録がありました。過去はすべて、忘却の彼方です。

ガリ版 正式には謄写版印刷というけれど、諸君はもちろんご存じのはず。こいつの極意をマスターすれば、手書きの壁新聞なんかメじゃない立派な「学級新聞」だって出来るぞ。

“高等技術「ガリ版印刷」伝授” 昭和こども新聞 日本文芸社 刊より

1.書く  ロウ原紙とヤスリ版、鉄筆と修正液が必要だ。ヤスリ版には原稿によって種類があった。長く使っているとロウが目に詰まるので、時々金ブラシでこすって掃除していたが、新品のようには戻らなかった。マス目が書いてあるロウ原紙を乗せ、鉄筆で文字を書く。カリカリという音がよみがえる。強く書きすぎるとロウ紙が破れ、弱すぎると文字が出ない。たとえ間違っても安心だ。修正液を塗って乾かす。待てないので、乾ききるまでに書き直すとロウ紙が破れて「めんどくせぇ!やり直しじゃ!」ということになる。

2.原紙をセットする  次に謄写版印刷機を開いて蓋の方に、出来上がった原紙を張り付ける。裏表に注意である。間違えると初めからやり直しである。しわが出来てもいけないが、しわは、はがして貼りなおせる。金具で止めたら蓋を戻す。

3.印刷する  丸い缶の蓋を開けて、ヘラでインクを救い出し、ローラー台でペタペタとしっかりこねる。この時、あっちこっちつけると油性なので取るのに難儀する。要注意である。次に試し刷りになる。印刷機にわら半紙を十枚程積んで、蓋を戻し、ローラーに均等にインクを付け、下から上に転がす。往復したいところだが、あくまでも一方通行だ。しかも勝負は1回!そっと蓋を開けて出来を見る。文字が濃くて原紙にくっついている場合は「めんどくせぇ!」と思いながらそっとはがす。できたばかりのわら半紙は、乾くまで拡げておこう。インクの臭いがあたりに充満する。ホッチキスでとめて「学級新聞」の完成である。同じものが何部も出来たが、印刷中の失敗も多かった。

小学生の時から20歳ころまで、よくお世話になりました。


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