問題1.昭和32年頃、テレビのニュース解説に使われたり、山下清画伯が使ったりしたことから、学校でも使われるようになったのは、な~んだ?
A.パーカーの万年筆 B.シャープペンシル C.マジックインキ D.筆ペン
新しい筆記用具の登場でした。それまでは筆か鉛筆でした。近所に清水先生が習字を教えていて、夜 通いました。硯を出しておしゃべりしながら墨をすります。延々とおしゃべりが続きます。お終い間際に、チャチャっと5枚書いて先生に見てもらい、朱で直していただき、夜の商店街を帰りました。筆ペンの登場も革命的でした、それまではミニ硯で名前を書いていたので、墨を擦る時間が短縮できました。そして、パーカーの万年筆。勿論、今でも健在ですが、当時、万年筆といえば“パーカー”でした。「ぱーかー、お前のかぁちゃん でーべそ」とはよく言った言葉です。シャープペンシルも革命的。肥後守で鉛筆を削らなくても芯が次々と出てくるのでした。ということになると、自ずと、答えが、分かってきそうですねー。
昭和41年のゼンリンマップ 旧東海道沿いに清水商店が残る 店の奥に書道教室があった
問題2.回虫退治のために、学校で児童や生徒に食べさせていた「虫下しチョコ」の甘味は何でつけていたのでしょうか?
A.さとう B.合成甘味料 C.ブドウ糖 D.果糖
甘いものに飢えていた子供のころ。甘ければ何でもよかった時代でした。お歳暮で“三本白”(または“和三盆“ともいう)をいただくと、白い箱から出して揉んだり押したりしていた記憶があります。サトウキビをかじったこともありました。諏訪新道に“のんきや”というネオン輝く食堂があって、そこの餡蜜?には、真っ白に砂糖がかけられていたそうです。そういえば、ここのネズミは猫のように太っていたと聞きました。
昭和29年 名古屋タイムス掲載の諏訪新道の並び 左に諏訪神社があります