昭和33年7月、強い日差しが二人の女性に降り注ぐ。ここは何処だか分りますか?
日傘を通った夕日が、女性の額に模様をえがいています。
カメラを構える辻俊文さんを恥ずかし気に見る人は、“実は私の家内です”と ある日訪れたKさんからお聞きしました。奥さんは強く否定されたそうですが左の方は友達だそうで、どうやら間違いなさそう。後ろにボンネットバスが2台停まっています。後ろにスワランドリーと富士電機が建ち“富士モートル”の看板があります。
昭和43年の住宅地図より
ここは中央通り、近鉄駅前の南側バス停です。昭和43年の地図には、東洋電機、四日市トルコセンターをおいてヤンマージーゼルとなっています。昭和27年この道路で開催された“全日本農機具大博覧会”の名残りでしょうか?現在ここにはグリーンホテルが都市型のホテルを建てられました。このあたり一帯は新しい四日市バスターミナルの工事中です。