“人生で大切なたった一つのこと”等で著名な、アメリカの作家 ジョージ・ソーンダーズ。2013年5月11日、アメリカ・シラキュース大学卒業式で、多くの聴衆に共感を呼んだスピーチ。
『私が人生で最も後悔しているのは、優しくなりきれなかったことだ。』
彼が中学1年生の時転校してきたひとりの少女。シャイだった彼女は、すぐいじめの標的になる。その時、ジョージ少年は、いじめる側ではなかったものの、傷ついた彼女にやさしくすることができなかった。このことを人生最大の後悔であると回想し、「あらゆる野心のあることに挑戦し、失敗して、様々な人と関わり“どうすればもっと優しくなれるのか”という難題に立ち向かおう。」と聴衆に訴え、多くの共感と感動を与えた。
優しく、思いやる意志をもって人に接することは、人に感動を与えることができるのですね。