Mさん、いつも感想をいただきありがとうございます。
「有難うございました。最高の名作を観させて戴き、実に感動一杯です。年老いた昭男(三国連太郎)が、己のことより子供の心配をして、幸せを願っている気持ちが切実でした。
「儂はお前を東京に出したこと、今、とても後悔している」と息子の哲夫(永瀬正敏)に戒めの言。まさに親の鏡。私は心を抉られました。
上京して征子(和久井映美)との対面し、不安を持ち直して雪深い我が家へ辿り着き、灯りの消えている居間へ足を踏み入れた瞬間、昔懐かしかった一家だんらんの夕餉を思い出し、両親、妻、幼かった三人の子供との幻の再会が叶いました。「自分はこれで人生を全うした」と強く思う昭男。最高のクライマックスを味あわせて戴きました。
鑑賞後50時間たった今でも、感動の余韻に浸っております。有難うございました。改めて最高の名作に感動、感動です」
Mさんにはいつも手放しで感動していただけます。嬉しい限りです。
12月には「喜びも悲しみも幾年月」を上映させていただきますので、寒い候になりますが、健康にご注意して是非ご参加ください。感涙必須でゴザイマス。