早速、感想が届きました。ありがとうございます。
「とっても楽しく観させていただきました。初めてでしたが、ありがとうございます。健康講座も参加できる時間帯を希望します。」
「とにもかくにも、四日市にない「映画会」を続行してください。世話役の皆さんにはご苦労ですが、よろしく。市役所もこの実情をお伝えください。」
「楽しい時間、ありがとうございました。」
「寅さんはいつみても、楽しいですね。」
「何時も寅さんの映画を観るたびに「これはすでに観ていたのかなあ」と思って、それでも来てしまう寅さん映画ですが、今日のはまだ観てなくて、解説でも“寅さんの中でも秀作の第17作”といわれ期待しました。いつもながらのほのぼの感が味よく出ていて、山田監督の自信作の一つと思われます。岡田嘉子の花を持って見送るところ、山田監督も味なことをやるなぁという感じで、出演者全員のまとまりが感じられ余裕の17作です。やはりこれは寅さん映画の秀作のひとつでしょうか。年寄った70代の寅さんが見たかった。これはかなわぬ夢でした。」
「前回「浪速の恋の寅次郎」(27作目)と同じく、今回(17作目)も寅さんが堤防でのうたた寝で見る夢のシーンから目覚めて、廻りの人々と撲り合いに発展するという導入部がありましたが、このように変な“イントロ”が採用されていたのは何作品くらいだったでしょう?
今回の舞台となったのは「赤蜻蛉」作詞者三木蕗風の出身地である龍野市。美しい甍の日本家屋が連なり、清らかの流れの川では無邪気に水浴びをする小学生の姿も見られ、いかにも、これぞ日本人の故郷と思わせる町でしたが、今も変わらぬ姿を採っているのでしょうか。
古い街並みと言えば、岡田嘉子には圧倒されました。ロシアでの暮らしが長かったにも拘らず、古風な日本女性の身のこなしとひたむきさを静かに美しく演じていました。それはかつての恋人と青観の現在の妻とを対比させることでより印象深く映りました。
又、黒、赤の電話機が懐かしかったです。当時の人と人とのもどかしい(やるせない)やり取りがドラマを生んでいたのかとも思いました。何でもケータイ(スマホ)、インターネット等で簡単便利に物事が決まってしまう現代からすれば、寅さんの現場主義(直談判)が新鮮で心打つものがあります。
今回も脇役には“大物”がゾロゾロ出演していますね。大雅堂の主人を大滝秀治、悪徳実業家を佐野浅夫、そして、ボンボンで無芸大食の市職員を寺尾聡が演じていましたが、父親宇野重吉との絡みは全くなかったですね。
御前様(笠 智衆)がホースの水を寅さん達にかける(故意に)シーンや、結局は寅さんの説得力が功を奏し、青観が芸者ぼたん(太知喜和子)に牡丹の絵を贈るという結末が、とても面白く良かったです。ありがとうございました。」
※アンケートの中で、 街にあればいいなと思われる施設を揚げていただきました。
気楽な喫茶店・映画会・スポーツクラブ・健康体操教室・多目的ホール・たまり場的な部屋・お茶ができるコーナー・リハビリセンター・多目的小ホール