「まち歩き」のコースを考えるうえで、観光資源を単なる観光集客の素材として扱うのではなく、まちの地元資源であり、まちの生活資源であるというとらえ方が大切です。
スーパーやコンビニあるいは個店でのトイレ休憩や雨天時の休憩を仕掛けることは、「まち歩き」が町全体で関わることになり、その効果は大きく膨らむことになります。「長崎さるく博」ではコースに沿ったところの喫茶店が「さるく茶屋」として迎えたり、古いお店は「さるく見聞館」として代々伝わる古い品を展示公開しました。
また、「まち歩き」マップを作る場合に大切なことは、そのまちの「なに」が「どれほど」面白いかというまちの魅力のありかが分かること、街の特性がどこまで表現されているかということです。
いま、まちの鳥瞰図を頭の中に描くことが出来るでしょうか?まちの人々の営みはどんなでしょうか?将来のまちはどうあればよいでしょう?マップづくりはまちの構築力の向上に繋がり、活性化に繋がっていきます。