十返舎一九著の“東海道中膝栗毛”。追分の茶店で、弥次さん喜多さんは、行者風の男とまんじゅうの食べ比べをしてうまくだまされてしまう訳だが、この時食べたのは餅菓子ではなかったのか?という意見が「お菓子フェスタ実行委員会」で出された。
今日、博物館の“時空街道”へ出かけた。
追分の様子
館内の常設展は、すごく良くなっていて勉強になる。触れてみても写真を撮ってもOKで、再度ゆっくりと訪れたい。
“かぎや”は架空の屋号
さて、日永の追分の茶店が実物大で再現されている。バックには“東海道中膝栗毛 追分茶屋の場”が影絵で再現されていた。そして、お盆にのせられたお菓子を見ると、明らかに餅ではなく饅頭であった。追分は泊まるところではなく、一休みする処。茶店が並び、まんじゅうとお茶が振舞われていたと想像される。
バックでは“東海道中膝栗毛”が映されていた。
酒饅頭のように見える。三個とは大食い